OpenTyrian PSP
涙が止まらない。・゚・(ノД`)・゚・。
Tyrianは1995年にEclipse Productionsが開発しEpic MegaGamesが発売した傑作STGです。
Epic MegaGamesといえば「Unreal」「Jazz Jackrabbit」「One Must Fall: 2097」「Epic Pinball」「Jill of the Jungle」等といったDOS洋ゲーの重要な一角であった企業で、またXBOX360の「Gears of War」はDOS洋ゲーなど見た事の無い方でも御存知かもしれません。現在でもUnrealシリーズ及びUnrealエンジンは世界中で活躍中です。
日本でNEC PC-98シリーズにおけるPCゲーやファミコン文化が発達していた頃、海外では全く違うベクトルでPCゲーが発達していきました。その最たる例が恐らくFPSと呼ばれるジャンルでDOOMやUnrealといった名前はゲーマーには割と有名かと思います。
国内でいわゆる「洋ゲー」と呼ばれるそれらが恐らくもっとも輝いていた、そして困った事に量産されていた時代、その最中に産み落とされたSTGがTyrianです。当然Raptorのような競合STGも存在しました。
この時代の名作は今なお数多く埋もれています。理由は多々ありますが下世話な量産等はファミコンやスーパーファミコンにも通ずる悪夢ですし、やはりまだ荒削りで良い所も多く悪い所も多いような「惜しい」作品が多かったのも事実です。
しかしそんな時代においてEpicはiDやApogeeといった強豪と肩を並べ作品を乱発しました(ぉぃ
Epic MegaGames時代を知る人はきっと「あの弾数で高品質だから凄かった」と言ってもすぐ理解されるかと思います。
遠回りになりましたがTyrianを軽く紹介したいと思います。
縦スクロールSTGでライフ制(シールド及び機体防御力)です。武器の種類は箇所がメインからサブ、リヤと多彩な上にそれぞれに数多くの武器が用意されています。
アーケードモードではそれらを道中で拾う事になります。またシナリオモードではステージクリア毎にショップが存在し、自機性能をどんどん高めていく事が出来ます。船体すら交換する事が可能です。
このカスタマイズ制とシナリオ制(ルート分岐も!)、そして何よりも圧倒的なグラフィックと音楽(Alexander Brandonによる)に人々は酔いしれ、いつしか名作と呼ばれました。
1999年にはTyrian 2000としてシナリオ#5の追加及びWindows対応として再リリース、そして2004年にはなんとオフィシャルでFreewareとしてリリースされました。
そしてついに2007年4月、Epicはこの名作Tyrianをopen licenseとし、ソースコードを公開しました。
つまり誰でもソースコードを利用して違う環境で動くTyrianをコンパイルして配布して良いという事になりました。これは凄い。
長くなりましたがこのような経緯及びGoogle Codeでの多数によるC言語への移植を経て、PSPで動くOpenTyrian PSP v0.5がリリースされました。海外でも既にファンが狂喜しています。何せきちんと遊べるOpenTyrianはまだいかなるプラットフォームにおいてもリリースされていないからです。
PSPで自作アプリが動作する環境をお持ちでSTGがお好きな方は是非一度試してみて下さい。
東亜プランからCAVEに至るまでの国産STGの流れやグラディウス等といった作品とは全く味わいの違う、洋ゲーの底力を知る事の出来る貴重な作品です。
このような作品がopen licenseで合法的に遊べる事に感謝。
まだ現状じゃSAVE LOADがうまく動かない(名前が打ち込めない為)けど、LAST GAMEが自動でSAVEされるのでしばらくそれで遊べるかな。あとSAVEの無いアーケードモードもまた違う味わいで超オススメ。
シスアド業でサラリーマンの傍ら作曲等を行うマルチタスクの申し子。